大阪の小中学校で給食パンによる集団食中毒
大阪府(おおさかふ)の小学校(しょうがっこう)・中学校(ちゅうがっこう)の給食(きゅうしょく)として提供(ていきょう)されたパンを食(た)べた児童(じどう)と生徒(せいと)、合計(ごうけい)633人(にん)が、腹痛(ふくつう)・吐(は)き気(け)・下痢(げり)などの症状(しょうじょう)を訴(うった)え、集団食中毒(しゅうだんしょくちゅうどく)が発生(はっせい)しました。調(しら)べたところ、「ノロウイルス(のろういるす)」と呼(よ)ばれるウイルスが原因(げんいん)と分(わ)かりました。ノロウイルスとは感染力(かんせんりょく)が非常(ひじょう)に強(つよ)い病原体(びょうげんたい)で、汚染(おせん)された食(た)べ物(もの)を食(た)べると数時間(すうじかん)から2日後(ふつかご)に腹痛(ふくつう)や下痢(げり)などの症状(しょうじょう)が出(で)ることが多(おお)く、特(とく)に冬(ふゆ)から春(はる)にかけて流行(りゅうこう)します。このパンを製造(せいぞう)した大阪府泉佐野市(おおさかふいずみさのし)のパン会社(かいしゃ)「サガン製菓(さがんせいか)」は、保健所(ほけんじょ)から3月25日(さんがつにじゅうごにち)より5日間(いつかかん)の営業停止(えいぎょうていし)命令(めいれい)を受(う)けました。給食(きゅうしょく)は一度(いちど)に多(おお)くの子(こ)どもが同(おな)じものを食(た)べるため、食中毒(しょくちゅうどく)が起(お)きたときの被害(ひがい)が大(おお)きくなりやすい環境(かんきょう)です。今回(こんかい)の事態(じたい)を受(う)け、食材(しょくざい)の製造(せいぞう)・管理(かんり)における衛生対策(えいせいたいさく)の大切(たいせつ)さが、改(あらた)めて注目(ちゅうもく)されています。