インド、通貨規制強化で投資家離れも
インドの中央銀行(ちゅうおうぎんこう)が、自国(じこく)の通貨(つうか)ルピーを守(まも)るために、ここ10年(ねん)で最(もっと)も大(おお)きな規制(きせい)を行(おこな)いました。イランとの戦争(せんそう)の影響(えいきょう)でルピーの値段(ねだん)が過去最安値(かこさいやすね)を記録(きろく)したため、銀行(ぎんこう)に対(たい)して外国通貨(がいこくつうか)の取引(とりひき)を大幅(おおはば)に制限(せいげん)したのです。この規制(きせい)のおかげでルピーの値段(ねだん)は2%ほど上(あ)がりましたが、その代(か)わりに大(おお)きな問題(もんだい)も出(で)ています。銀行(ぎんこう)は数億(すうおく)ドルの損(そん)を抱(かか)えるおそれがあり、外国(がいこく)の投資家(とうしか)はインドの債券(さいけん)を売(う)り始(はじ)めています。急(きゅう)な規制(きせい)は、インドがこれまで進(すす)めてきた「外国(がいこく)のお金(かね)を呼(よ)び込(こ)む改革(かいかく)」を後退(こうたい)させるおそれがあると心配(しんぱい)されています。